2013年05月09日

品川区の学校選びについて

 「品川区では小中一貫校というものがあるそうですが、中学受験をする場合に不利になることがあるのでしょうか?」

 「品川区の公立学校の評判を聞いて、子どもの小学校入学に合わせて品川区に引っ越しを考えています。品川では自由に学校を選べるとのことで、どこの学校にするべきか迷っています。評判の良い、悪い学校を教えていただけませんか?」



 上記ご質問をいただきました。わかる範囲で答えます。なお、私は区や学校の関係者ではありませんので、必ずしも正確ではないことをご承知おきください。

 まず、小中一貫校が中学受験に不利かどうかのご質問ですが、質問の趣旨が抽象的で何を答えていいのかわかりませんので、次の2点に絞って答えます。第一として、カリキュラムが小中全体で組まれているために、途中で(中学進学時に)他校に抜けた場合、履修不足等の不利益を受けるのではないかどうかの点です。これについては、まったく問題がないとのことです。以前、小中一貫校の説明会で直接聞きました。むしろ、小学校高学年の段階で、中学校の内容を少し先取りする感じのようです。第二点として、中学から他校へ抜けることへの学校側や同級生たちの圧力(?威圧?)のようなものがあるのかどうかです。これについても、まったく問題ありません。実際、小中一貫校から中学受験で他校に抜ける児童も少なくない人数います。不安であれば、直接進学予定の学校や区の担当部署にお問合せください。

 つぎに、どの学校が評判いいかについて。これは、主観的な問題でもありますし、同じ学校でも学年が違ったり、担任の先生が違うとまったく評価が異なる場合もありますので、わたしからは答えられません。とはいえヒントとして申し上げるのなら、在校児童数がひとつの目安でしょう。品川区では学校を選べるため、やはり評判のいい学校ほど児童数が多く、反対に人気がない学校は児童数が少ない傾向にあります。もっとも、住宅地と通学距離の問題で必ずしも人気が反映されていない場合もありますのでご注意ください。在校児童数は各学校のホームページで公開されています。また、学力の点から選ぶとすると、各学校のホームページで、学力定着度調査、標準学力調査等の評価を公開しているので、それを比べてみるといいかもしれません。これを見ると、ある学校では算数がとてもよかったり、ある学校では国語の成績がいいなど、学校選びの指標として役に立つかもしれません。
posted by 五反田で働く社長 at 09:07| Comment(0) | 学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月05日

品川区は自由学区制

 受験といえば大学受験、あるいは高校受験、そんな時代はもうすでに終わっています。受験といえば、「中学受験」というのが昨今の共通認識として定説といえます。環境によっては、「小学校受験」ともいえるかもしれませんね。少子化とともに、ひとりひとりの子供にしっかりコストをかけられるライフ・プランが可能になったというのも原因のひとつでしょうが、やはりいちばん大きな原因は、公立学校に対する不満でしょう。金銭的な余裕があっても、公立学校に不満がなければ受験する必要はありません。むしろ、現在は、お金がなくても相当無理をして私立中学(私立小学校)へ行かせる時代です。

 なぜみんな公立中学(小学校)に不満があるのか?いろいろ原因があると思います。その中で、公立学校に対する不満の主要因は、「選べない」ことではないだろうかと、私は思います。

 学区が決められ、自動的に入学する学校が決められてしまう。自分が好むと好まざるとです。これが通常の公立中学・小学校ですね。たとえば、近所に嫌ないじめっ子がいようと同じ学校へ行かざるを得ませんし、評判の悪い学校であってもそこに入学しなければなりません。これを避けるためには、私立中学・小学校に行くしかないのです。

 ところが、品川区は公立中学・小学校について、自由学区制をとっています。好きな学校を選べるのです。もちろん、自由に選べるといっても物理的な制約から人数の制限があります。人気校などは、一定数以上を超えると抽選になります。反対に、人気のない学校では極端に少人数になったりしています。したがって、結果として、学校間に暗黙の競争原理が働いているのも事実です。公立中学・小学校なのに、新入生をより多く獲得しようと、質の向上について競争しているのです。どうですか、品川区すごくないですか。

 毎年、各学校の希望者数は品川区のホームページで見ることができます

 →平成25年度の状況

 品川区は、ほかにも面白い試みをしていて、小中一貫校というものも作っています。公立小学校と公立中学校が合体して、9年制の一貫校を開設しているのです。カリキュラムはまだ試作段階ともいえるレベルですが、学校施設はかなりお金のかかった素晴らしいものですし、教育熱心な家庭が選んで入学してきます。徐々に成果が出ることでしょう。

 品川区の教育環境は恵まれていますね。他の区から、小学校進学を契機に引っ越してくるご家庭も少なくないようですよ。今回は、品川区の学校についての紹介でした。
posted by 五反田で働く社長 at 10:14| Comment(0) | 学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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